専門的な治療にも対応しています
●親知らず
まっすぐに生えていない親知らずや、歯ぐきの中に埋もれている親知らずなどは、歯科用CTによる精密検査の上、日本口腔外科学会 口腔外科認定医の院長が抜歯いたします。舌小帯形成術などの小手術や、埋伏歯をけん引して歯列矯正を行う処置も可能です。連携している医療機関がありますので、他院で治療を断られてしまった方もおまかせください。
●扁平苔癬(へんぺいたいせん)
皮膚疾患の一種で、口腔内に白いレース状の病変ができ、食べ物がしみたりすることがあります。扁平苔癬の原因はわかっていませんが、ストレスやお口の中が清潔に保たれていない場合などに起きやすいといわれています。まだ対症療法しかなく、ステロイド軟膏の塗布や、うがい薬の使用、歯のクリーニングなどを行います。
●口腔がん
お口のがんの総称で、舌がん、口腔底がん、歯肉がん、頬粘膜がん、口蓋がん、口唇がんがあります。治療としては手術療法、放射線療法、抗がん剤による薬物療法などが一般的です。口腔がんの場合は、当院で手術を行うか、連携する鶴見大学歯学部附属病院や済生会横浜市東部病院などをご紹介します。
●舌痛症
見た目の変化がないにも関わらず、舌に痛みやしびれが生じる病気です。明確な原因はなく、ストレスや心身疲労、ホルモンの影響、神経痛などが複合的に関わっているといわれています。お口の中を清潔に保ち、むし歯の治療や入れ歯・義歯の調整をするほか、お薬による治療や心療内科などと連携して治療を行うこともあります。
●口腔カンジダ症
カンジダ菌という真菌(カビ)の一種により、舌に白い苔のようなものが付着して、ピリピリとした痛みを感じたり、違和感や味覚異常などの症状が現れます。カンジダ菌は常に体内に常在していますが、免疫力の低下や薬の服用で常在菌のバランスが崩れた時に発症しやすくなります。治療法としては、うがい薬、水なしで服用できる口腔内崩壊錠、軟膏、シロップ剤などの抗真菌薬を使用します。